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前ページ次ページ僕らは、恋をして生きていく 第1話「こいわな」 春の使い魔召喚儀式から、一夜明けた朝。 今日は、土系統の魔法の基礎である『錬金』の授業の日だけど、僕は一年の時に単位を取っているので出なくて良い。 なので、本当はずっと寝ていられるんだけど、休みだと思うとウキウキして、かえって早起きしてしまったよ。 この機会に昨日召喚した、僕の愛らしいヴェルダンテ(使い魔になったグランドモールさ。土のメイジである僕にこのうえなく相応しいと思わないかい?)と親交を深めるため庭に朝の散歩+軽食としゃれ込んでいる。 おっ、どばどばミミズを見つけたのかい? ああ、大食らいな所も可愛いよ~中略~やっぱり君は、最高の使い魔だね!? 日差しもいいし、う~ん、今日は素晴らしい一日になる予感がするよ! おや? こんな朝からバルコニーに誰かいるね。女の子だ。僕は辺りを見まわして、近くに人がいないことを確かめると何気なく近寄っていった。 シルエットからさっするに、かなり可愛い娘だと僕の紳士の直感が告げている! やっぱり、今日はいい日だね。僕はウキウキしながら、ヴェルダンテに待つように言うとバルコニーに近づいていった。 勘違いしないで欲しいが、貴族にして紳士たる僕が婦女子のスカートの中を覗くなんて、下劣かつ低俗な真似をするはずがない。 ただ、たまたま散歩中にバルコニーの下にいったら、見えてしまったというのは、不可抗力。そう不可抗力であって、何の悪意も介さない不幸な偶発的事故と言えるのではないだろうか!? あれっ? 手すりを乗り越えようとしているような……しかも、手に杖を持っていない!! 慌てて、フライの呪文を使って、少女の目の前に飛び出す。 驚いた少女が、後ろに転んで尻餅をつく。目にまぶしい青と白の縞々の布地が見える。もちろん僕は紳士の嗜みとして「見て」見ない振りをしたけど、さっさと隠されてしまった。 「やあ、美しいお嬢さん。驚かせてしまってすまないね。お詫びにこれから僕と一緒にモーニングティでもいかが?」 警戒を解くため、軽いお誘いをしてみる。 「け、けっこうです駄目です行きませんっ、ほんとすみませんごめんなさい、でも私なんか本当に誘う価値なんてないですよ一緒に居るだけで周りの空気が汚染されてしまいます、それにお茶なんて私にはもったいないです! わ、私なんかお風呂の残り湯で十分なんです、お願いですから私にはかまわないでくださいごめんなさいすみません生まれてきてすみません!」 ……この反応は、どこかで見た気が……。おとなしそうな感じのする、長い黒髪の可愛い女の子。両手首には黒い布を巻いている。その布地に何か赤黒いシミが付いているような気もするけど、全力で見なかった事にしよう。 この娘は確か、昨日、ヴァリエールの使い魔になった――、 「ええっと、君はルイズの召喚した平民の娘!」 「ごめんなさいすみませんごめんなさい! 私のような何のとりえも無い卑しい出来そこないのゴミ虫がこんな立派な場所にいるなんて身分不相応ですよね。 貴族様からみたら私なんて道端に落ちている犬の○ンみたいなものですもんね。見るだけでも不快になりますよね。存在自体が不快ですよね! 生きていてすみません、生まれてきてすみません……ごめんなさい、うう……ごめんなさい、ごめんなさい……」 いきなり顔をうずめて泣き崩れる少女。ど、どうしよう、どうしたらいいんだ。 だけど、このまま泣いている女の子を見過ごしては薔薇の沽券にかかわる。とりあえずは自己紹介をして、知り合ってから慰めよう。 「あ、いや、ごめん、そういう意味じゃなくて、ほら、僕のこと憶えてない?」 「え……?」 少女が顔を上げて僕の顔を見た。僕は薔薇を掲げてポーズをとってあげる。我ながら美しすぎるね。 「あ、あの……全然まったくさっぱりこれっぽちも記憶に有りません……」 うぅ、まあ、昨日は遠くから見ていただけだし、無理もないけど。 「な、なら、これから知り合おう。僕の名はギーシュ・ド・グラモン。二年生で、名門であるグラモン家の四男で、土のドットメイジだ。『青銅』の二つ名を持っている。この学院きっての色男さ」 「は、はい私は、昨日ルイズ様の使い魔になった紀史元ひかりです。姓が紀史元で名がひかり」 そういってペコペコ頭を下げる。 ああ、ほんと、こうしていると素材はすごく可愛い娘なんだなぁ――中身がかなり台無しにしているけど。 それにしても、 「ふーんヒカリか。凄く変わった名前だね」 僕が何気なく言った言葉に、ヒカリの顔が凍りついた。 「……変わってますか、変人ですか、奇人ですか、おかしいですか、社会不適合者ですか。そうですよね……。 私なんて、春になった事を嫌な実感のさせかたさせるぐらいしかとりえの無い、生きている価値ゼロの駄目人間ですよね……触ると駄目人間がうつるくらい駄目人間です。 ギーシュ様の言うとおり、半径5メートルに駄目人間特有の不快オーラを撒き散らしちゃってますよね」 「い、言ってない! そんなこと言ってないよ!」 そりゃあ、変人だとは……思わなくも無いけど。 「でも安心してください! 私、今から死にますから! ここから飛び降りて、綺麗なお星様になりますから! 生きている価値ゼロの虫けらは、最期に大地に真っ赤な花を咲かせて散るのです! ギーシュ様! ルイズ様に、身のほど知らずの役立たずの虫ケラが使い魔になってごめんなさい。感覚の共有も秘薬の材料とりもご主人様を守ることも出来ないダメダメな使い魔でごめんなさい。 洗濯とか雑用ぐらいしか出来ないのに迷子なってしまうような無能な使い魔は死にますので、私の事なんか忘れて、もっと立派な使い魔を召喚してくださいって、伝えてください! 私はルイズさまに、生まれて初めて大勢の中から選ばれて、かけがえがないって言われて幸せでしたっ! この思い出は、天国でも忘れません!」 再びバルコニーの手すりに駆け寄るヒカリを僕は、慌てて押さえつける。 「早まるなヒカリ、落ち着いて話し合おう。自分に生きる価値がないなんて、悲しいこと言わないでくれたまえ! 大丈夫、君にはいいところがたくさんあるじゃないか!」 するとヒカリは、すがるような目で僕を見た。 「え……た、たとえばどんなところですか?」 「え~と……」 問われて言葉に詰まる。いや、昨日あったばかりだし、今日初めて会話したんだしね? でも、何か答えないと駄目か、駄目だよね。 「た、たとえば……」 「たとえば?」 「……思いやりがある?」 「なんで首を傾げつつ疑問形なんですか!?」 「だ、大丈夫だよ! 人生は長いんだ。これから探していけばいいじゃないか」 「…それってつまり、今はいいところが無いってことですよね……?」 「…………」 僕は思わず目を逸らしてしまった。 「や、やっぱり私にはいいところなんて一つも無いんですね! ギーシュ様も遠まわしに私のことを人間的魅力ゼロのゴミ人間だって言っているんですね! 早く死ねっ、この世からいなくなれって言いたいんですねそうなんですね!? ギ、ギーシュ様ひどいです! 死にます、もう死にます! 私、死んでもギーシュ様のことを恨み続けますから! 絶対に化けて出ます!」 だ、誰か助けてくれ。死のうとするのを止めていたら、いつのまにか、僕の所為で死ぬみたいになっているし。 「お、思いついた! 君のいいところ!」 ヒカリは疑わしそうな目で僕を見る。僕はそんな彼女に言った。 「君のいいところ、あれだ! そう、顔だ! 君は顔がいい!」 咄嗟に口をついて出た自分の言葉に自分で納得する。うん、確かにこの娘は(見た目だけは)フツーに可愛い。おおっ、やっぱり僕は多くの人(女性限定)を楽しませる薔薇だけのことは有る。 「顔……ですか?」 「そう、ヒカリ、君はすごく可愛い。美がつく少女、つまり美少女だ!」 「や、やめて、からかわないでください」 顔を赤くして俯くヒカリ。……意外と単純な性格なのかもしれないね。しかし確かに、口元をむにゅむにゅ動かしながら上目遣いでこちらを見るその仕草は、美少女と呼んでも過言ではないくらい心が浮き立つ姿なのは事実だ。 ……今までの過程を綺麗さっぱり忘れさえすればね。 「いいややめないね、からかっているつもりも無い。これは僕の本心だよ。美しいものを前にして賛辞を述べないのは僕のポリシーに反するからね。 君は美しい、その髪その目その口その鼻その眉その頬その首筋その足その手その腕その胸……もまあ控えめな感じでいいんじゃないかな、君を形作る全てが美の結晶であると言っても過言ではないよ、 花も恥らうとはまさにこのこと。史上に残る傾城・傾国の美女でさえ君の美しさの前には嫉妬することだろう君の瞳はライトニング・クラウド地上に降り立った美の化身、君を創り出した君の両親を僕は尊敬するね、 まさに君はブリミルの最高芸術品にして自然界の生み出した奇跡。 そんな君に出会えた素晴らしい幸運を僕は心から始祖ブリミルに感謝するああブリミルよこの出会いを我に与えたたもうてありがとうございます今なら愛でハルケギニアが救えそうな気がするよ!」 後半は息継ぎ無しに言い切って、「どうだ!」とばかりにヒカリを見る。あー息が苦しい。ぜえぜえ。すると、 「あ、あの、愛しのギーシュ様」 「ぜーはーぜーはー、……ん?」 「そ、それってつまり」 「うん」 「ギーシュ様が、私のことを」 「うん」 「そ、その、す、好きだということでよろしいんでしょうか?」 「うん」 ………………。 …………。 ……。 「……あれ?」 なんか、 今、 僕、 とんでもないところで頷いてしまったようが気がするんだけど……。 「い、愛しのギーシュ様」 ヒカリは目を潤ませ、顔を真っ赤にして僕を見ている。 「あ、、いや、その、今のはね……」 僕が慌てて取り消すより早く、 「う、嬉しいです……私、男の人にこんなこと言われたの初めてです。少女漫画とか、コバルトとかティーンズハートとかビーンズとかを読んであこがれてて……でも私なんかにそんな事、起こるはずが無いと思っていて……! こんな素敵なことがあっていいんでしょうか……まるで夢の中にいるようです……ほんと、私、すごく、嬉しい……愛しのギーシュ様、私、生きる勇気が湧いてきました。ありがとうございます、ありがとうございますギーシュ様!」 目から大粒の涙をこぼしながらヒカリは言った。……後戻り不能? …………これで「ごめん、今のは成り行きで頷いちゃっただけなんだ」とか言ったら……やばいよなあ。……絶対飛び降りちゃうよなあこの娘……。 「と、とりあえず部屋の中に入ろうよ。いつまでもこんなところに居ても仕方ないし」 「は、はいっ! 私、もう死ぬなんて言いません! リストカットも三日に一回ぐらいで我慢します!」 なにげに怖いことをいいながら、ヒカリは僕の先導で室内に入ってくる。 ・・・・・・ふー、これで一人の少女の自殺を止めることに成功したぞ。 僕はなんて偉いんだ。その代わり取り返しのつかないことをやらかした気もするけど。 とてとてと僕に近寄ってくるヒカリ。1メイル位のところで止まり、熱っぽい目で僕を見つめる。 「愛しのギーシュ様……」 「……あのー、あー、いやヒカリ?」 僕は女の子が好きだ。僕は女の子が大好きだ。僕は女の子がダイダイ大好きだ。 でも多くの人を楽しませるべき薔薇が一人のものになってはイケナイとか、 モンモランシーにばれたらこまるとか、……ぶっちゃけ、 この娘は遠くから眺めるだけならともかく、付き合うにはエキセントリックすぎるし。 「は、はいっ、何でしょうか!」 僕はあさっての方に目をやりながら、 「い、愛しのって言うの……止めてくれない……かな?」 ちらりとヒカリの顔を見ると、表情が消えていた。完全に無表情でまるでそういう仮面でもつけているみたいだ。怖っ! 「嘘、だったんですか?」 感情の無い声でぽつりと言うヒカリ。 「ギーシュ様、私を騙したんですか? ……そう、そうですよね……私なんかを好きになってくれる人がこの宇宙に存在するわけがありませんよね。騙された私が悪いんですよ、えへへ、すみません、ちょっと調子に乗ってました。 私なんかに好かれたら気持悪いですもんね。私なんか、せいぜい、つぶれて死にかけたチャバネゴキブリとかがお似合いですもんね。はは、あははは……ギーシュ様さよなら! 私やっぱりここで死にます!」 「わー! ま、待ちたまえ、早まるな!」 またしてもバルコニーの方へ駆け寄ろうとするヒカリの腕をどうにか捕まえる。 「放してくださいギーシュ様! 私なんてどうせ生きてる価値ないんですもう死なせてくださいお願いします! で、でないとギーシュ様も道連れにしちゃいますよ!?」 えーい、もうどうにでもなれ! 僕は力ずくでヒカリを振り返らせ、がばーっとその身体を抱きしめた。 「ギ、ギーシュ様?」 腕に少し力を込める。やわらかいなぁ、それにいい匂いがする……はっ、とろけている場合じゃない。 「ギ、ギーシュ様、わ、私……」 「誤解しないでくれ。君みたいな可愛い娘に、面と向かって言われるのが、 ちょっと恥ずかしかっただけなんだよ!」 きっと、アリジゴクの巣穴に落ちていくアリってこんな気分なんだろうな。 「……だから、死ぬなんて悲しいことを言わないでくれ」 これは本心だ。可愛い女の子が減るのはイヤだしね。うん、わかっているさ、 自分がでっかい墓穴を掘っていることは。 「ギーシュ様……」 ヒカリはもう逃げようとはせず、潤んだ目で僕を見上げてきた。 それから、なぜか目を閉じ、唇を少し前に突き出した。 ……あの……これは……もしかして、あれかい? ほんのり桜色に上気した頬と、それよりもさらに赤い薄い唇。 あれだよなあ……。ええい、腹くくれ、僕。女の子の二人や三人、 同時に幸せに出来なくて何の薔薇だ。 ……いただきます。 自分の顔を彼女の顔にゆっくりと接近させ。その唇に、ちゅーをした。 脳裏にモンモランシーとキスをしたときのことがよぎる。あのときは大変だったんよなあ、 思いっきり歯をぶつけ合って一週間は口を聞いてくれなくなって。 「ん……ん、ん……ん…………」 ……息が苦しくなるほど堪能したあと、唇を離す。 人生で二度目のキスは、とてもうまくいったと思う。 「ギーシュ様……」 耳まで真っ赤なヒカリが口を開いた。 「わ、私……今……ギーシュ様と……! し、失礼しますっ!」 そう言って、彼女は走り去って行った。 やれやれ、困った。これも全て僕が魅力的すぎるのが悪いのだね。 あっ、戻ってきた。 「あ、あのう、すみません。お、お洗濯をする場所は何所なのでしょうか?」 僕は案内してあげようとしたけど、男の僕には見られたくないものもあるとかで、 そこらを歩いていた学院付きのメイドに連れていってもらう様頼んだ。 きっちりした地味な服装をしているけど、その下には豊満な膨らみを隠し持っているであろう事を感じ取れるメイドも僕のことを、なんて親切で頼りになる素敵な紳士なんだろうと言う目で見ていた。 僕がニコっと微笑めば、女の子はポッと赤くなって僕に惚れてしまうのさ。 これを略して「ニコポ」! まあ、実際には慎み深いトリステインの女性達は赤くなる様子を滅多に表には出さないけど、 心の中では赤くなっているのは、まず間違いない。 実際に口説くと、貴族の女の子は、僕の話術があんまりにも巧み過ぎて 「ギーシュ様って、ほんとに面白い方」っていって本気にしてくれないし、 メイドの娘は間が悪く、いつも用事を言いつけられているのを思い出しちゃうんで、 実際にはモテモテの取り合いにはなってないけど、何かきっかけがあれば、 そうなってしまうだろう。 いやあ、まいったね。もてすぎて困るなんて人には言えない悩みだよ、これは! 前ページ次ページ僕らは、恋をして生きていく
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TRPGに触れて、味わっていく所です。(現座未稼働) TRPGに触れて、味わっていく所です。コミュニティのwikiです。 このコミュニティは現在稼働しておりません。
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このページは Fandomの新しいGURPS wiki のページ体力 に移行しています。 体力(Strength, ST, たいりょく)はGURPSの基本能力値のひとつ。 目次 消費CP その他 体力の影響を受ける能力値 体力の影響を受ける有利な特徴 体力の影響を受けるもの 判定 特別限定 解説ページ 第3版 消費CP CPを消費しないときの平均的な値 10 消費CP ±10/レベル (10を超える1ポイント上昇ごとに10CP消費、10を下回る1ポイント下降ごとに10CP獲得) その他 能力値の下限 0 能力値の上限 無限大 体力の影響を受ける能力値 副能力値 荷重基本値 ヒットポイント ダメージ(基本ダメージ、基本致傷力) 突きダメージ 振りダメージ 荷重 移動力 よけ 身長 体重 体力の影響を受ける有利な特徴 「腕の体力」 ST+1につき3/5/8CP 「締め付け」 15CP 「追加荷重体力」 3CP + 1ST 「追加攻撃体力」 5CP + 1ST 「追加の腕」の特別限定「弱い」 「特殊効果」の特別増強 「能力値減少」 体力の影響を受けるもの 肉体的な行動 物を持ち上げる、動かす - 持ち上げることができる重量 「投げる」の投げたもののダメージ 武器の必要体力 体力基準の技能と技能なし値 武器への攻撃 - 「武器を弾き飛ばす」 - 相手の射撃武器を弾き飛ばすとき、攻撃が命中してから武器技能の即決勝負に、敵は技能の代わりに敏捷力を用いる。どちらの側も敏捷力より体力が大きい場合、体力基準で判定可能。p.B380 特殊な戦闘テクニック 腕関節技 - 振りほどきに体力で即決勝負が可能。p.B382 首折り・四肢をねじる - 敵の首や四肢に組み付いて首か四肢にダメージを与えるとき、体力-4か生命力どちらか高いほうで判定できる。p.B383 絞首具 - 「締め」を行なうときの即決勝負で体力に+3のボーナス。 p.B384 ピック、銛(もり) - 敵に突き刺さってしまうかもしれない「振り/刺し」武器で敵にダメージを与えて刺さったときに、体力判定に成功しないと突き刺さった武器を戻すことが出来ない。p.B384 クロスボウ - 自分の体力より1~2大きいクロスボウを使う場合、弦を引き絞るのに6秒かかる。3~4大きいクロスボウは「ヤギの足」が必要。5以上体力が大きいクロスボウを使うことは不可。 投げ縄 - 投げ縄が命中したときに体力の即決勝負を行なう。 重力 老人 - 人間が70歳を迎えて生命力判定に失敗したとき、体力が10%低下する。90歳を超えて失敗したとき20%低下する(p.B22)。 判定 体力判定 特別限定 「マニピュレーターの性能が悪い」, -40% 「サイズ修正 (特別限定)」, -10%×サイズ修正値 (最大-80%(サイズ修正値+8以上)) 解説ページ 『ガープス・ベーシック【第4版】キャラクター』 「第1章 キャラクターの作成」 「能力値」 p.B15 第3版 GURPS第3版では疲労点が体力基準の能力値で、ヒットポイントは生命力基準の能力値でした。GURPS第4版ではこれが逆転しています。
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【登録タグ F VOCALOID shr 曲 殿堂入り 鏡音リン】 作詞:shr 作曲:shr 編曲:shr 唄:鏡音リン 曲紹介 前作からは約1年2ヶ月ぶりとなる完全新作。 歌詞 いつだって連綿と妄想 美人でスタイルも理想像 仕事と友情の抗争 重い話ね 勉強はてんでがらんどう 運動は好きだけど結構 興味が失せて相当足が重いわ 頭を支配するのは君の議題だよ、どうかな ああ、並べ比べなきゃ平和だ 最善をもとめても なるべく形になっていく なんでもできる君に 僕がはまるように 過った決断の連続 卓上で状況の観測 意味を持たない現実が突き刺さる 音楽は想像の範疇 絵を描けば色相は単純 楽しませるなんて結局できはしないの それでも君だけは僕を見てくれる、どうして? じゃあ、見返りをあげる・・・いらない? 最初から無いことは 後悔するよりなお悪い どうしても今日だけは 僕をはずしたいのさ もう! 付かず離れずだね ダメさに呆れないでね どうしてもプライドが邪魔する 最善をもとめても なるべく形になっていく なんでもできる君に 僕がはまるように ああ!いつもクールだね! だけど時々崩してやる そんな顔をしないで 君がはずれちゃうでしょ? 最初から無いことに 愛着持つほどバカじゃない どうしても君だけは 僕をはずれないのさ コメント やったやった! -- 名無しさん (2016-01-17 18 47 56) ありがとうございます!! -- むい (2016-01-17 18 54 32) 生きててよかった・・・ -- 名無しさん (2016-01-17 21 10 15) 待ってました!!いつもより可愛い曲だね。キラキラしていて聞いてて楽しい -- 名無しさん (2016-01-17 23 09 37) 自然と笑顔になれる、流石の力! -- 名無しさん (2016-01-19 19 27 34) shrさんの曲はいつも歌詞に共感する所があって胸に刺さる 好き -- 名無しさん (2016-01-31 02 44 24) shrさんのリンの歌い方が好きです -- 名無しさん (2016-01-31 08 32 04) shr節最高です!音がとても綺麗 -- 名無しさん (2016-02-03 00 18 50) ほんとにカッコイイ!! -- 名無しさん (2016-02-06 18 27 21) 「最善をもとめても なるべく形になっていく」って歌詞が本当に好き!心がすごく楽になる -- 名無しさん (2016-05-23 16 30 08) 聞いてて楽しいから繰り返し聞いちゃう -- 名無しさん (2021-11-06 01 56 23) 名前 コメント
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ホイサッサーズの宿敵 キャラクター情報 名前:ホイサッサーズの宿敵 よみ:ほいさっさーずのしゅくてき 性別:男性 学年:2年 部活:帽子部 所属陣営:屋外文化系部活動連合 必殺技:『援誤攻撃』宿敵に向かってホイサッサーズが攻撃を仕掛ける。 三人で囲んで棒で叩きまくって煙が晴れるとそこにはボロボロになった対戦相手が! 特殊能力:『援誤射撃』宿敵を発見したホイサッサーズがバズーカで宿敵を狙うがスコープが故障しており対戦相手に直撃する。 設定 女子高生を至上のものとして崇める女子高生教の教祖山下ホイは宗教団体拡大の為に 美容整形で女子高生の見た目を手に入れ、自らを教祖に後を任された二代目代表と名乗り団体を 順調に拡大していた。だが、とある青年に偶然秘密を知られた為、弟子の工藤サッサと下柳カズと共に ホイサッサーズを結成。秘密を洩らさないために青年を宿敵として狙い続ける事になった。 連合間紛争での活躍 守辺和巳との戦闘を確認。激しい戦闘の最中、突如乱入するホイサッサーズ……煙が晴れるとそこにはボロボロになった敵が残されていた。 続けてネームレス・バトラとの戦闘を確認。熱い戦闘の最中、突如乱入するホイサッサーズ……煙が晴れるとそこにはボロボロになった敵が残されていた。 続けて夢見花卒羽との戦闘を確認。戦場内外から弾丸の飛び交う戦いとなったが、高火力・隙無しの精密な攻撃を重ね敵を撃破。 続けて火吹怪獣ベギラゴンとの戦闘を確認。近接戦による小技の応酬を続け、火力に勝るホイサッサーズの宿敵が競り勝つ。 最後に連合間紛争の覇権を巡り大男が突き刺さった剣との戦闘を確認。ベギラゴン戦を彷彿とさせる近接技の応酬となったこの戦闘も、火力差によってホイサッサーズの宿敵が制す。 戦績は5勝。連合間紛争の覇者と呼ばれる。 キャラメイクへ移動<<|メニューへ移動|>>必殺技と特殊能力へ移動
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最近、新記事書き込み欄を開いても何も書かずに就寝時間になってしまうことが多い。 「夜を●▲の音楽と共に」という再生リストを開く。この再生リストには●▲だけではなく他のアーティストのいかにも夜を一人過ごすにふさわしい揺らぎ系や淋しげな曲、ピアノ曲やバイオリン曲、アリアなど百曲近く入っている。言ってみればマイ・ジェットストリーム。 音楽再生専用サーバと化した二代目のPCには二千曲近くをこの一週間で入れ込んだ。手元のCD(百五十枚くらいあるから…)はすべてコピーしたし、TUTAYA で借りたCDアルバムも相当数に及ぶ。あとはネットから探し出した無料DLの曲もかなりの数にのぼる。 えらく大変な作業だった。 で、その「夜を音楽と共に」を聞きながら詩集を開いているのだった。寺山修司・北園克衛を読むことが常だが、今日はHIP/HOP歌いOUT・KASTのアルバム“Speakerboxxx”の詩を読んでいた。 WAR から「訳:川越由佳」 オレから離れろってんだよ、このニガーめが 精神的なバランスと平静を保つのに必死なんだから 全米の遊び人どもへ祝杯をあげるつもり リリックのローラーコースター、度肝を抜かれるような歌詞 ロクでもないMCに代わって ヤツラときたら一般大衆に嘘ついてばかり ガマンなんかすんな、立ち上がって自分の人生の権利を主張しな 1-1-9(9.11のこと) 罪なき人々を失った 無知のままで来い、若いままで来い、何も見えてない状態で来い 力を抜いて、目の前の問題にだけ囚われて、今こそその時 チクタク、ブーン 中略 まるで神様かW.A.Rかなんかのつもりで人の魂で金儲け ヤツラに明日はない、悲しみと恐怖がついて回るだけ 虚ろな心は金儲けに必死 (次の言葉が新鮮で衝撃、かつ納得!:shino注) 政治家なんて現代の魔術師、死を宣告する医師のようなもの 病める国民によりよい保険制度を謳うけどみんなを病気にするのは誰? 中略 大統領選挙やそれに次いで起こった スキャンダルについてだってラップした (一行略) アメリカよ、基本的にオマエはしてやられたのさ、 中略(いくつかの社会的な事件を歌い…) あきらめたい気分になったら感謝の気持ちを大切に、 希望は捨てないで このマイク、 神様から授かったからにはみんなの脳波をロックしてやる (二行略) オレのサウンド聴いてるかぎり守ってあげる いつだって台所のテーブルの餌食になるような 考えを持ち込むオレ ほら、食えよ、ニガー どの詩を読んでも日本の音楽シーンではお目にかかれない内容なのではないかと思う。 日本のHIP・HOPシーンでは“shuren the fire と“童子T”あたりがそれに近いか? いや、これほどの社会性はないような気もする。サウンドは気に入ってる、このふたり。 他に居るのかも知れない。おいらが知らないだけだろう、たぶん…。 日本のHIP・HOPシーンを探して見ようと思い始めているshinoなのでしたぁ。 気が狂った支配者どもが運転する暴走列車の後方車両にいて、恋だ愛だ優しさだ癒しだとつぶやきながらおとなしく座っているオイラとはエライ違いだ。 社会へ確かにコミットし、そのコミットだけで良しとしないのが彼らだ。なぜならそれはあくまで音楽なのだ。音があってこそ。 サウンドはおっとろしくソウルフルでかつメロディアスなのだ。 いい歳してHIP/HOPもないか? そんなこたぁないだろう! おいらは永遠の反逆児…ではないが…去勢されたしがない技術屋だな。 ああ、はや23時の鐘が鳴る。 もう寝る。 お肌を大切に(^^;)
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13 エーミル・オファレル 家畜番 出身 アイルランド 死亡シーン Ⅵ.海の兵たち その6 恐ろしい怪物のトゲ/槍で死亡した 家畜のそばにいたり、牛を屠殺したりしていた人。 常時しているエプロンと、死亡シーンの苦悶の表情が印象的。 ぼやけ解除は彼の屠殺現場が見られるⅡ.死に至る病 その3。 Ⅱ.死に至る病Ⅱ.死に至る病 その3 Ⅲ.殺人Ⅲ.殺人 その2 Ⅴ.呪われた獲物Ⅴ.呪われた獲物 その3 Ⅴ.呪われた獲物 その4 Ⅵ.海の兵たちⅥ.海の兵たち その4 Ⅵ.海の兵たち その5 Ⅵ.海の兵たち その6 Ⅵ.海の兵たち その7 Ⅱ.死に至る病 Ⅱ.死に至る病 その3 オファレル(家畜番)「頭を殴れ。一撃で決めろ。頭骨をカチ割れ。俺が喉をかき切る。」 ランケ「ここを?」 オファレル「ああ、早くしないと暴れだすぞ。大丈夫かい?」 ミルロイ「チャールズは牧場育ちじゃないからな。」 オファレル「靴を汚すなよ。」 士官候補生と一緒に牛を殺している。 左手のナイフで喉を刺している。 Ⅲ.殺人 Ⅲ.殺人 その2 家畜のそばにいる。横にいるのは料理人トーマスセフトン。 Ⅴ.呪われた獲物 Ⅴ.呪われた獲物 その3 ワシムの事故現場を目にする。 Ⅴ.呪われた獲物 その4 下で何が起こっているのか見に来たオファレル。 掌砲手に止められている。 Ⅵ.海の兵たち Ⅵ.海の兵たち その4 オファレル「ダメだ、歯が立たねえ!早く燃やせ!」 怪物に槍で立ち向かう。 Ⅵ.海の兵たち その5 トゲが体に突き刺さり、壁に固定されている。 口からは血を吐いている。 Ⅵ.海の兵たち その6 エバンズ「大丈夫だ。じっとして。今、下ろそう。」 オファレル死亡シーン。 もがく様に開いていた右手が閉じている。 Ⅵ.海の兵たち その7 壁越しに遺体が見られる。 苦悶の表情は無くなり、腕も力なく垂れ下がっている。
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姫子「……唯ちゃん」 唯「うん」 姫子「ごめん、本当にごめん」 唯「……」 姫子「私は唯ちゃんの事を、友達としてしか見られないよ」 唯「……そっか」 姫子「……私、最低だ」 唯「えっ?」 姫子「唯ちゃんの事、軽音部の事……。知ってたのに、全然気にしないで、結果的に、唯ちゃんを傷つけた」 唯「姫ちゃん?」 姫子「そうだよね。こうやって唯ちゃんと一緒にいれば、こうなっちゃう事くらい予想できたんだ」 唯「……」 姫子「でも、楽しかったんだ。唯ちゃんと屋上で過ごす時間が。八方美人の私じゃない、素の自分でいられるのは、ここだけだったから」 唯「姫ちゃん……」 姫子「それが結果的に、唯ちゃんの気持ちをもてあそんで、踏みにじる事になっちゃった」 唯「……」 姫子「私、唯ちゃんの事なんて何も考えてなかった。自分の事ばっかり考えてた。最低だよ……」 唯「謝らなきゃいけないのは私の方だよ、姫ちゃん」 姫子「……えっ?」 唯「私ね、姫ちゃん試すような事をしちゃったんだ」 姫子「……試す?」 唯「そう。試したのは姫ちゃんだけじゃなくて、私自身の気持ちも、なんだけど」 姫子「えーと、話がさっぱり見えない」 唯「うん、ちゃんと説明する。あのね、姫ちゃん」 姫子「う、うん」 唯「去年の夏休み、私が軽音部を辞めた理由は知ってるでしょ?」 姫子「そりゃ、有名な話だからね……」 軽音部は、私にとって宝物だった。 澪ちゃんと、律ちゃんと、紬ちゃんと。 1年生の間、みんなと一緒に過ごした日々は、本当に楽しかった。 そんな日々が、卒業までずっと続いていくと思ってた。 けど、続かなかった。 壊したのは、他ならぬ私だ。 きっかけは、あずにゃんが入部した事だった。 可愛い後輩だな、と最初は思った。 ふざけて抱きついた事もあったけど、ちょっとしたスキンシップに過ぎなかった。 でも、私のあずにゃんへの想いは、次第におかしな方向へエスカレートしていった。 あずにゃんが可愛い。 あずにゃんをナデナデしたい。 あずにゃんを抱き締めたい。 あずにゃんにチューしたい。 あずにゃんが欲しい。 あずにゃんを独り占めしたい。 あずにゃんを私のものにしたい。 そんな私の想いは、溜まりに溜まって、ついに爆発した。 夏休み、ムギちゃんの別荘で合宿した時だった。 夜、私はあずにゃんをこっそり呼び出して、告白する事にした。 梓「どうしたんですか、唯先輩……」ファァ 唯「ごめんね、眠かった?」 梓「そりゃ、あれだけ遊んで、あれだけ練習しましたから。それで、話したい事って何ですか?」 あずにゃんが眠い目をこすっていた時、私の目は興奮して血走っていた。 いつになく緊張した私の態度に、あずにゃんも、ただ事ならぬ雰囲気を察したらしい。 ピリピリした空気が、二人の間に流れていた。 唯「私、あずにゃんの事が好きなの」 梓「……えっ?」 唯「澪ちゃんや、律ちゃんや、ムギちゃんが好きなのとは違うの。あずにゃんが欲しくてたまらないの」 梓「えっ、えっ、えっ……」 私はジリジリと間合いを詰めて、あずにゃんの肩を乱暴に掴んだ。 心臓がバクバクして、鼻息が下品に荒くなっていた。 事態を把握したあずにゃんの顔から、血の気が引いていった。 私を見つめる瞳には、恐怖と、失望と、軽蔑がごちゃ混ぜになって浮かんでいた。 そう、あの目だ。 今でもあの目を忘れる事ができない。 梓「い、やぁっ、来るな!!」 唯「あずにゃん、私、あずにゃんが好きなんだよ!」 梓「来るな、来るな、あっち行け!!」 唯「あずにゃんが欲しいの、あずにゃん、ねえ、あずにゃん」 梓「嫌だ、嫌だ、嫌だ!!」 私は完全に暴走して、理性を失っていた。 あずにゃんを押し倒し、唇を無理やり奪ったところで、あずにゃんの火事場のバカ力が目覚めたんだろう。 あずにゃんよりも大きな私の身体が、思いっきり吹っ飛ばされた。 同時に、ホラー映画もびっくりの金切り声で、あずにゃんが悲鳴をあげた。 ムギちゃんたちが慌てて駆けつけ、私は取り押さえられた。 正気に戻った時には、後のまつりだった。 合宿は即時中止。ムギちゃんが呼んでくれた車に乗せられ、私は家に送られた。 あずにゃんの心に深い傷をつけた私は、軽音部から追放された。 後輩を犯しかけたレズ女、という不名誉な噂は、夏休みが終わる頃には全校に広がっていた。 9月になって登校した時、教室で私に話しかけてくる人は、誰もいなかった。 放課後ティータイムは、私がいなくなっても、放課後ティータイムだった。 文化祭では、あずにゃんがリードギターを弾いて、澪ちゃんがボーカルを務めて、ライブは大盛況だったらしい。 軽音部にはもう私の居場所がないんだ、という現実が、改めて私に突き付けられたようだった。 唯「あんな事があってから、私はひとりぼっちになった」 姫子「……うん」 唯「行き場所がなくて、お弁当はいつもトイレで食べてた」 姫子「そうだったね」 唯「そんな私を、屋上に誘い出してくれた姫ちゃんの存在は、私にとってすごく大きかった」 姫子「……」 唯「それから毎日ここへ来るようになって、私の中で、姫ちゃんの存在がどんどん大きくなっていった」 姫子「……」 唯「私ね、怖かったの」 姫子「怖かった?」 唯「このままじゃ私、あずにゃんにした事と同じ事を、姫ちゃんにしちゃうかもしれない、って」 姫子「そんな……」 唯「気持ちが膨らみすぎると、私は自分で自分をコントロールできなくなっちゃう。それが怖かったの」 唯「だから私、試したんだ、姫ちゃんの事」 姫子「……」 唯「私が告白した時、姫ちゃんの目、すごく申し訳なさそうだった」 唯「私を怖がったり、私を見下したりする目じゃなかった」 唯「姫ちゃんは、私を認めてくれるんだ、ってわかったんだ」 姫子「……」グスッ 唯「それがわかって、私はすごく安心した」 唯「本当にありがとう、姫ちゃん」 唯「それと、試すような事をして、本当にごめんなさい」 唯「もう一つ試したのは、私の気持ち」 姫子「……唯ちゃんの、気持ち?」 唯「私は姫ちゃんをどうしたいと思ってるのか、自分でもわからなかったんだ」 唯「あずにゃんと同じように、独り占めしてメチャクチャにしたいと思ってるのか」 唯「それとも、もっと違う何かを求めてるのか」 唯「もし私が、あずにゃんの時と同じ気持ちを姫ちゃんに抱いてるなら、いつか姫ちゃんを傷つけちゃう」 唯「もしそうだったら、私は姫ちゃんと一緒にいちゃいけないんだ、って思ったんだ」 姫子「……それで、自分の気持ちはわかったの?」 唯「うん、わかっちゃった。……どっちだと思う?」 姫子「たぶん、いや、きっと……唯ちゃんは私をメチャクチャにしたいとは思ってない」 唯「どうしてそう思うの?」 姫子「私をメチャクチャにすれば、唯ちゃんはまた何もかも失っちゃう。唯ちゃんは、そんな事、望んでない」 唯「……正解、さすがだね姫ちゃん」ジワッ 姫子「わかるよ、唯ちゃんの事だもん……」グスッ 唯「私ね、別に姫ちゃんを独り占めしたい訳じゃないの」グスッ 姫子「うん、うん」グズズッ 唯「姫ちゃんは八方美人だって言うけど、そんな姫ちゃんの事、みんな大好きだと思ってるよ」グスッ 姫子「そう、かな……」グスッ 唯「ただ、そうする事に姫ちゃんが疲れちゃった時に、私が姫ちゃんの役に立てればそれでいいって、……そう思うの」グスッ 姫子「うぅっ、唯ちゃん!」ギュッ 唯「姫ちゃん!」ギュッ 姫子「ありがとう、唯ちゃん、うぅっ」ポロポロ 唯「頼り、ない、けど、いつ、でも、力に、なるから!」グスッグスッ こうして私は、姫ちゃんの親友になった。 ……恋愛感情とは、きっと違うよね。だから、親友。 トイレでお弁当を食べてた頃では信じられないくらい、私は笑顔でいられるようになった。 あの日、屋上の鍵を持って来てくれた、姫ちゃんのおかげだよ。 これから二人は、路上ライブという目標に向けて、進んでいく。 姫ちゃんと一緒に、この屋上で、頑張ろう。 軽音部っていう居場所を失った私にも、新しい居場所ができたんだから。 唯「……そういえば姫ちゃん、覚えてる?」 姫子「何を?」 唯「ごめん禁止タイム」 姫子「……」 唯「……」クスッ 姫子「あははっ、完全に忘れてた!」 唯「まだ姫ちゃん、終わりって言ってないもん」 姫子「そうだっけ、あははっ」 唯「今日、二人とも謝ってばっかりだよ!」 姫子「何だよ、それは仕方ないじゃん!」 唯「へへっ、そうかもね。まぁいっか!」 おわり 戻る
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だから俺は、さっき魚が抱いてくれたときに復活した体力のうち、ほんの少しを、 ただ一箇所の一点に向けて、放ったのだった。 カジキの胸に刺さっていた釘は、俺の念に従ってさらに突き刺さり、深く深く突き 刺さり、カジキの心臓を貫いて背中に抜けた。 魚は攻撃のために傘を拾いあげていたのだが、俺のやった行為に気づくと、驚いて 俺を振り返った。 俺は、ほっとしていた。この優しい男に、残酷なことをさせずにすんだことを。 魚は倒れたカジキを見て、それから俺を見ると、ぼろっと涙をこぼした。 「なんでこんなことになってしまうのかな。ぼくもあなたも、こんなことは望んでい ないはずです。なのに」 口調が変わってるってことは、すこし年齢が下がってるのか。 魚は俺を抱きしめて泣いた。泣きながら子供に戻っていった。同じ言葉をくり返し ながら。 「大丈夫ですか。痛くないですか? ……痛くないの? ……いたくないの? ねえ、 いたくないの? ……おひつじ、いたいの、とんでった。……いたた、ないない……」 ついには魚の言葉は意味不明の声の固まりになった。そうすると複雑な感情の流れ も消えちまうらしく、魚はぼんやりした表情で俺の指を吸っていた。 俺は魚を抱きしめてあやしながら、魚のかわりに泣いた。 ※※※ 魚を背負って家に連れて帰った。大人のからだは重くて、赤ちゃんの心はむずかし くて、たいへんだった。 途中で大雨が降った。魚は怖がって泣いた。このときもたいへんだった。大人の体 でむずがられると、迫力が違った。 俺は大声で歌を唄う。流行の歌も童謡も唄いつくす。魚に能力を使って体重を軽く して、優しくゆすぶる。 そうして家に着くと、玄関で倒れこんだ。 皆が俺に群がる。俺は眠りたかったんだけど、魚のかわりにすべてを話さなきゃな らなかった。 続き
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「ここですか……」 現在様々な参加者が目指している場所、東京ビッグシティに赤屍は来ていた。 目的はアグ○スからの天野河リュウセイを、あの世に送るという依頼を果たすため。 正確には、その依頼の過程を楽しむ為に。 「随分と広い場所ですね……」 そう呟くと、東京ビッグシティの周りに居る徹夜組やスタッフを見渡す。 しかし幾ら赤屍といえど、これだけの人数の中で一人を見つけるのには苦労する。 「流石に、これだけの人数の中から探し出すのには骨が折れそうだ」 そう言うと彼は手から無数のメスを出現させる。 「少し数を減らしますか……。幸いにも今、世界は殺し合いの最中ですしね」 「おっと。待ちな!」 「!」 赤屍の前に現れたのは無限の胡桃を発動させた6/。 「貴方は?」 「悪いな……。アンタにゃ恨みはないが俺が目立つ為に倒されて貰うぜ」 「クス。面白いお人だ」 二人の、会話が終わるよりも早く無数の胡桃が赤屍を襲う。 「胡桃とは中々ユニークな武器ですね」 赤屍は自分に向かってくる胡桃を、出現させたメスで全て弾き飛ばす。 その直後、一瞬にして6/との距離を詰め新たに出現させたメスを振るう。 「流石は全ジャンル最強キャラと言われるだけあるぜ。 恐らくカオスロワの参加者の中で最強はアンタだな。……だが!」 メスをかわし再び胡桃を出現させる。そして 「だからこそ!アンタを倒せば俺は凄く目立つ!」 そう叫んだ後、全ての胡桃を赤屍に向かって放つ。 「またこれですか?貴方も芸がありませんね……」 詰まらなそうに、そう言うとそれら全てを舞うようにかわす。 「赤い闇(ブラッディ・ダークネス)」 次の瞬間、赤屍の姿及び気配が消える。 「消えた?」 「後ろですよ」 後ろを振り返る6/そこに居たのは 「!?」 全身に胡桃が突き刺さった赤屍だった。 「成る程……。読まれたいた……という訳ですか?」 「ああ」 「ですが。残念でしたね。私には「死というものがイメージ出来ない。だから死なない。だろ?」 「言うまでもありませんでしたか」 「それに、まだこれで終わりじゃねえ」 そう言うと6/が指を鳴らす。次の瞬間、赤屍に突き刺さっていた胡桃が爆発する。 勿論、赤屍も唯では済まない。爆発に巻き込まれ文字通り木っ端微塵になっていた。 【赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋- 】死亡確認 「ここはカオスロワ……。油断すればブロリーがタクアンに殺される世界。 幾らアンタでも、ここじゃ不死じゃないし、下手すればその辺のモブにすら殺される。そういう場所さ」 そう言うと。赤屍を倒した、これで目立てると大喜びで去っていた。 【一日目・03時10分/日本・東京ビッグサイト】 【◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】 【状態】健康 【装備】なし 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】基本:自分が主役になった状態で主催者を倒して目立つ。 0:目立ったぜ!!!! 1:仲間(手下)を集める。 2:赤屍を倒した技……あれ必殺技に出来ないかな? 3;恋愛フラグが欲しい。 4:仲間の所に戻る ※今までとは別人ですが、並行世界の自分から電波を受けとったようです。 ※無限の胡桃を意図的にオミットしました。 ※◆6/WWxs901sを目立たせる同盟と別行動のようです 「クス」 6/が去っていった数分後。赤屍は何も無かったかのように立っていた。 【赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋- 】生存確認 「成る程……彼の言うとおりだ。ここでは私も油断すると危ないようですね」 楽しそうに笑みを浮かべる。すると彼のポケットに入れていた携帯が鳴る。 「はい。もしもし」 「ちょ……ちょっと!あんた今何処?早く私を助けに着なさい!」 電話をかけてきたのはアグ○スである。その声は酷く焦っている。 「はて?何の事でしょう?私が受けた依頼は天野河リュウセイをあの世に送る事だけですが?」 「いいから早く助けて!私が殺される!」 そう言うが早いか刀が空を切る音と、何かが床に落ちたゴロンという音が聞こえてくる。 何者かが電話の向こうでアグ○スの首を切ったのだ。 「……依頼主が死んでしまっては、この依頼は無効ですね……」 そう楽しそうに言うと赤屍はビッグサイトを見つめる。 「そうですね。依頼も無くなった事ですし、このコミケというものに参加でもしてみますか。 ですが始まるまでには、まだ時間があるようですね。……じっとしているのも詰まらない。 少し何処かで時間を潰しますか……。もしかしたら胡桃使いの彼とまた会えるかも知れませんしね」 【一日目・03時15分/日本・東京ビッグサイト】 【赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋- 】 【状態】健康 【装備】メス 【道具】支給品一式 【思考】 1:6/に興味 2:コミケに参加してみる 3:コミケが始まるまで時間を潰す 「東京都知事を倒してくれた。天野河リュウセイには感謝しなくてはいけませんね」 刀についた血を払いながら弱音ハクが呟く。 そうアグ○スを殺したのは他の誰でも無い彼女だったのだ。 「これでレンの障害の一つは潰しました。ですがまだ彼を狙う組織は沢山ある。これからが本当の勝負ですね」 そう言うと彼女は、アグ○スの支給品を回収し更なる戦いへと身を投じるのであった。 【一日目・03時15分分/???】 【弱音ハク@VOCALOID派生】 【状態】健康 【装備】オルテガのマスクマント@ドラクエ3、斬鉄剣@FFシリーズ 【道具】支給品一式 、アグ○スの支給品 【思考】 基本:レンや他の家族を救う 1:レンを狙う者は全て斬る ※8期とは別人 【アグ○ス@現実?】死亡確認